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「ロープ」心に突き刺さる舞台・・・・ネタバレあり長いですよ!

2007.01.30.Tue.22:47
今日はシアターコクーンに 
NODA・MAP第12回公演「ロープ」を見に行きました

     フォト
<ストーリー>
ところは、四角いジャングル、プロレスリング。 そのリングの下に棲みついている女。彼女は、未来からやってきたと信じている。そして、不可解なほどに実況中継が上手かった。リングの上には、「プロレスは決して八百長ではない」と思いつめている独りのレスラーがいる。思いつめたあまり、引きこもっている。その二人の出会いが、物語のはじまり。やがて彼女は、戦う人間たちの「力」を実況し始める。その一方で、引きこもりのレスラーは、「力とは人間を死体に変えることのできる能力だ」という信念にとりつかれていく。そして、物語は遠い遠い未来へと向かっていく。
ーブンカムラHPよりー


朧の感動も覚めやらない中、久々の野田秀樹さんの新作に
「楽しみだねえ~♪」なんて友人と
うきうき気分でコクーンに入った私たち。
が・・・・それは甘かったってことに
後で気づいたよ!!

心してかかるように!演劇は娯楽だけじゃないと
野田さんにお叱りを受けたような気持ちになりました。

リングの上で繰り広げられる戦い。
肉体と肉体がぶつかり合い、時には相手を怪我させたり
瀕死の重傷を負わせたりする。
しかしそれはリングの上の出来事であり娯楽でもある。
あくまで「プロレスの試合」という範疇での「暴力」。
その暴力が度を増し、武器を使ったりして相手を傷つける。
リング上での戦いとベトナム戦争の惨状を織り交ぜ
舞台は進行していきます。

現在の社会に向けた風刺がたくさんちりばめられていて
野田さんの伝えたいことがヒシヒシと伝わってきました。

もっと激しい試合を求める視聴者たち。

同時多発テロの飛行機が突っ込む場面のリアルなTV放送や
イラク戦争など起きている戦争をTVで見ていた私たち
戦争が世界で実際起きているのに、どこか遠くのことにように
見ていた自分を思い出しました。

戦争の実況を面白おかしく見ていた人もいたかもしれません。
TVゲームの殺戮モノにハマる若者たち。
戦争は遠いことのようでありながら、ゲームの中で
相手を攻撃することに慣れている・・・。

政治家の汚職・教師の淫行・子供を殺す親・両親を惨殺する子供・妹をを切断する兄・・・・・
などなど現在の社会には昔からは考えられないような事件が
多発してますよね。
フジテレビのあるある大事典の番組捏造・不二家の期限切れ食品使用の商品販売などがいい例です。
「モラル」の崩壊というか、ないものをあることにしたり
あるものをないものにしてしまったり
現在の社会がゆがんでいる様な気がします。
そしてそれを鵜呑みにして、納豆を買いに走る視聴者
また捏造発覚後に余った納豆。
納豆は健康食品でありおいしいから食べればいいのに
情報に踊らされる視聴者たち。
そしてより結果を求める視聴者がいるゆえの
捏造を働く制作者たち。
舞台を見ながらそんなことが浮かんでました。

宮沢りえさん演じるタマシイは、未来から来たと自称するコロボックル。
人の言うことを信じる純粋な心をもち
見たことを見たまま実況するのが上手。
それゆえにベトナム戦争の実況をする場面は
現実に起こったことでありながら「言葉の暴力」というか
惨すぎて聞いているのが辛かった。
ここでは書けないくらい惨い内容。

聞きたくないけど聞かなくてはいけない
そういう思いで、観ていました。

涙が流れましたが、何に対しての涙か自分でもよくわかりませんでした。

野田さんの舞台って
幻想的で音楽がきれいで、色も照明も美しくてキラキラして
たとえ誰かが死んで悲しいとしても
どこかに救いがある。希望がある。
カタルシスを感じる舞台だと思うんです。
言葉遊びが楽しくて、テンション高くてはじけてて。
いろんなキラキラがちりばめられているような。

今回のは今までのと違いました。
衝撃が強すぎて、ズドーンと魂打ち抜かれた感じ。
刀でスパンではなくて内臓くりぬかれた感じ。
カメハメハをまともに食らった感じ・・・・・

帰りはボーっとして各停の電車に乗っちゃうし。
はあ~ ̄Д ̄ =3 ハァ ちと気を抜きすぎていたあ
この舞台を2ヶ月近く演じていた役者さん達に拍手を送りたい。
じゅんさん ブログでちょっと落ち込んでるような
日記があったけど、それもわかるわ。
観ていて痛いんです
一回観るので精一杯。痛すぎてたくさんは観れないなあ。
今回は今日だけでよかったと、思いました。
非常にいろんなことを考えさせられた舞台でした。

藤原君 NODA MAPに彼は合うのかちょっと心配でしたがとてもハマッてました。シェイクスピア調の喋り方が何故か役柄に合ってました。
宮沢さん 現実離れした妖精みたいな感じが「タマシイ」にあってました。戦争の実況は彼女にとってもとても辛い内容であったとおもいますが、がんばってました。
野田さん さえないディレクターを演じてました。いつもは強烈なキャラが多いのに、今回は抑えた感じ。テーマがテーマだけにかな?
じゅんさん時には笑いをとりながら時には戦争の加害者の兵士を熱演してました

上演1時間55分。普段なら短いなあと思うけれど
短さを感じない内容の濃い舞台でした。
長文最後まで読んでくれた方ありがとう。
♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。゜♥。゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。

フォト
またボクを置いてどこにいってたの?


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朧の森に棲む鬼  軽くネタバレあり

2007.01.23.Tue.13:05
行ってきましたよ!!新橋演舞場!
劇団★新感線朧の森に棲む鬼

新橋演舞場はアテルイ以来です。
アテルイで通ってる時、ジョギングするじゅんさんをみかけたりしたなあ。
なつかしい。

パンフレット買いました。3000円!
高いけど新感線のはいつも豪華だモンね。
今回はパンフレットは普通サイズなんだけど
さすが正月公演。カレンダーがついていて
コレが細長い!紙袋つきなんですが
ちっさい私は普通に持つとひきずります…(;→д←)

フォト   フォト
↑パンフレット             ↑カレンダー&手提げ
上演時間は18時から休憩30分をはさんで、21時25分までだったかな。正味3時間位でした。
演舞場ってお弁当おいしそうですよね。
でもいつも混んでて予約もめんどいから食べたことないんだけど、
いつか桟敷席で食べたいなあ。
私の席は9列目花道側で 花道での立ち位置が近くて
表情もよく見えました。
<ストーリー>
どんな嘘でも瞬時に仕立て上げる「口先」を持つライ(染五郎)と弟分のキンタ(アベサダチャン)。この世にのし上がることことだけをひたすら夢見て、口先とキンタの腕っぷしを武器に漂うように世の中を渡っていた。
いにしえの神々が棲む森「朧の森」
そこでライは森の魔物たちと取引をする。
ライの望みーこの国の王となることーをかなえる見返りに
魔物たちが求めるのはライの命。
「おもしれえ」ライはその取引に応じ一本の剣を授かった。
そうして血塗られたライの戦いがはじまった。

     フォト

ワタクシ染ちゃんはアテルイ以来二回目。
アテルイは良かったけど、歌舞伎チックでなんか違和感があったんです。
今回のライ役はまさにはまり役!!
いいです!

そしてストーリーがおもしろい!悪いやつが主役って
どうなんだろう?どうなるんだろう?と
目が離せない内容でした。
ちょっとリチャード三世っぽいとこもあるけど、
機転のよさと口先で周りを翻弄し、欺き陥れて、着々とのし上がっていく様は見ていて気持ちいいものでした!
ストーリーがわかりやすく、新感線特有の笑いも織り交ぜ
歌あり踊りあり殺陣あり。スピーディながらテンポ良く
あっという間の3時間でした!!
そしてキャストがいい!!
出演者みんながはまってます。
<キャスト>
市川染五郎・阿部サダオ・秋山奈津子・高田聖子・真木よう子
小須田康人・田山涼成・粟根まこと・古田新太・・・・
アベサダチャン
可愛い(笑)屈託のないおばかな弟役ですが、ピュアなかんじがこの芝居のいいスパイスになってます。歌もうまいし
殺陣も飛んだり跳ねたり。笑いも取れるし。
オバちゃん頭が笑えます。そして泣かせます
秋山さん
うまいです。愛する男をライに殺された女将軍を演じてます。かっこいいし、きれいだし色っぽい。ほんとなんでもこなせるすごい女優さんですね。今回はきれいな背中も披露(;☉ฺд☉ฺ)
高田さん
女優陣が秋山さんと高田さんってすごくないですか?豪華。
秋山さん演じるツナにライバル心バリバリのオオキミの愛人役
はじけてます!
粟根さん
吉原でメガネ封印したと思ったら、またメガネ君だった。
今回はなにも動かない将軍役。
髪型がサリーちゃんのパパ(笑)
小須田さん
普段のジミーな顔立ちからはちょっと違ったメイクと衣装で
目立ってました。笑い方がツボ
田山さん
幸薄そうな儚げな微笑♥♡私のツボ。バカ殿っぽいオオキミを
演じてます。高田さんとの掛け合いがかわいい♥♡
真木さん
殺陣がダサい(笑)けど、美しいからカンベンしてあげる。
「今度は愛妻家」にも出てたけど、なかなか堂に入っている。
声が低い。秋山さんと高田さんに混じって堂々としてた
古田さん
盗賊を束ねる悪党役・・・って今までと一緒じゃん…(;→д←)
って思ったら、後半が・・・(。≖ฺ‿ฺ≖ฺ)

水を使った演出がいいです。
水も滴るいい男。
二幕以降「悪」に陥っていくライを
壮絶に染ちゃんは演じてます。
なんか「入っちゃってる」感じで見ていて圧倒されました。
口先でのし上がり、悪になり。ちょっとしたスキが
自分に帰ってくる。悪魔たちとの最初の約束も。
のし上がった先にあるものはなんだったんでしょう。
なんだかあわれに思えました。
肉体が滅んでも魂が鬼になり、
その情念があの森に宿っている感じがすごくしました。
12600円は高い(;☉ฺд☉ฺ) でもそれだけの価値はあります。
そして東京公演後半ということもあり、皆さん安定しています。
新感線、確実に進化していますね。
そして劇団員の方々も。
舞台畑でがんばってきた方々は本当にうまい。
安心してみていられました。
(吉原ではおヒョイさんにドキドキ、
         タンゴでは・・・・(。≖ฺ‿ฺ≖ฺ) )
今回右近さんと村木さんが出てないのがチョット残念でした。

今回日記を書いていて、結構書いていたのに・・・・。
二回も消えてしまいました(泣)
挫けかけました…(;→д←)
ここにも朧の森の魔力がかかって妨害されてるのかっ??
でもすばらしい舞台だったんで、がんばりました!
後半、自分がのし上がるために仲間もを欺く悪ぶりに
コレで主役ってどうよ?って思う時もあったんですが
そこは中島さん。うまくまとめていますなあ。

染ちゃん。前半の軽いライもいいけど
後半が圧巻です。アテルイの時は笑いが微妙な時もあったけど
今回はとても自然で、ライになってました。
そんなに期待して行かなかった(ゴメンなさい)この舞台感動でした!!あ・あと夏の新感線「犬顔家の一族の陰謀」
ナルシーも出るし、ぜひ見たい!!

長文、ここまで読んでくれた方どうもありがとう★

フォト
もう舞台なんかどうでもいいよ~グチャグチャ★モグモグ

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