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「浮標」 葛河思潮社 第一回公演  ネタバレあり

2011.01.20.Thu.12:14
なんと横浜に劇場ができましたexclamation ×2
KAAT 神奈川芸術劇場
フォト
芸術監督は宮本亜門さん。あんまり好きな演出家ではないですが(笑)
遠方から上京する方々には申し訳ないですが
やっぱ芝居に通うのに東京まで行くっていうのは結構時間がかかるししんどいあせあせ(飛び散る汗)
演劇好きにとっては本当に近場でうれしいですexclamation ×2
たくさんいい公演がきてくれるとうれしいなあ。
堤さんもぜひ来てほしいハート達(複数ハート)
1月オープンではじめての公演・初日に昨日行ってきましたダッシュ(走り出す様)

ところが、当日は仕事あせあせ(飛び散る汗)
というのも、年末からの風邪が長引いて先週急性の胃腸炎で寝込んだこともあって、
勤務調整で仕事になってしまいあせあせ(飛び散る汗)日勤が残業で終わらずあせあせ(飛び散る汗)
でも今回の舞台。なんと4時間近い上演時間
休憩は2回で何とか2幕から滑り込みダッシュ(走り出す様)
これも場所が横浜だからできることで、本当にうれしいですハート達(複数ハート)

「浮標」 葛河思潮社 第一回公演  神奈川芸術劇場
作/三好十郎
演出/長塚圭史
出演/田中哲司、藤谷美紀、佐藤直子、大森南朋、安藤 聖、峯村リエ、江口のりこ、遠山悠介、長塚圭史、中村ゆり、山本剛史、深貝大輔

<ものがたり>
夏も終わりの千葉市郊外の海岸。洋画家久我五郎は自己の芸術を信じ、肺を病む妻の美緒を看護しながら貧困と闘っている。彼を排する低俗な画壇、財産の譲渡を迫る家族など、苦境のうちに妻の病気は次第に悪化していく。戦地へ赴く親友が五郎を訪ねた数日後、その献身的な努力もむなしく美緒の病状が急変。その枕元で、五郎は万葉の歌を必死に詠み上げる-。


なんとも豪華なキャストですよねexclamation ×2
これで6300円は安いexclamation ×2
そして期待以上によかったです。
舞台は戦争の足音が近づく頃。
結核を患う妻の介護をする洋画家の五郎とその妻を中心にすすんでいきます。
懸命に介護をするものの妻の病状は悪化の一途をたどり
戦争や社会からの隔絶、妻の家族との確執など
次第に追い詰められていく五郎を田中哲司さんが熱演していました。

田中哲司さん。
昔古田さんが白ムチスタンリーを演じていた「欲望という名の電車」ではじめて拝見してからファンになりました。
「労働者M」にも出てた2度見のテレビの人です(笑)
野田さんの舞台ではなんだかどうでもいい役ばっかりな扱いで残念な彼ですがあせあせ(飛び散る汗)
膨大なセリフの量をこなし、普段はおっとり温厚なのに火が付くと容易に爆発するエネルギーをもつ五郎という男になりきってる感じでした。
今回は稽古でどんどんやつれたようで、からだがだいぶ締まってました。

セリフは昔の日本映画をみているようなセリフ回しで、
上演時間も長いので正直飽きるかと思ってたんですが、
そこはうまい演出や役者の力量で飽きさせませんでした。
「~なんですのよ」「~じゃなくって?」「~してくれたまえ」などの
セリフ回しなんですが違和感なく
逆に淡々と物語が進行していくからその世界観がなんか不条理劇みたいな異質な雰囲気を醸し出してました。
死にゆく妻を認められない夫、死を悟り穏やかに逝きたい妻
万葉集を読んであげながら「死んだら終わりだよ、だから生きるんだ」と死後の世界は地獄だという夫。
それを静かにうなずく妻。
妻にこの世にいて欲しいからこそ必死になって言っていることではあるが
とても残酷に響きました。
互いの思いが微妙にすれ違うもどかしさ。切ないなあ。
原作読んでみたくなりました。
人生なんて海に揺蕩う浮標みたいなもんかもしれません。
いろんな荒波があって、でも流されるだけじゃなくつながっている・・・・
そういう意味なのかなexclamation & questionなんて全然違ったりしてあっかんべー
演出の長塚さんも出演してます。大森さんも五郎の友人役で出番はあんまり多くないんですがいい味出してました。
そして1幕では峯村さんとか江口さんとかいい味出してたみたいなんですが
見れなくて残念でしたバッド(下向き矢印)

フォト
げっそりバッド(下向き矢印) 
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